またもやユニークな「日本酒本」が出版されました!

本年2月に本欄でユニークな日本酒本 『 日本酒マニアックBOOK 』をご紹介しましたが、この本の執筆・編集をされた小宮千寿子さん ( =写真) が、出版元「シンコーミュージック・エンタテイメント」社の企画を担当されている播磨さんとご一緒に 下記の新たな「日本酒本」の出版報告にお越しになりました。 
 今度のメインテーマは、いわゆる 「日本酒と料理の相性」 です。 「相性」のことを「ぺアリング」と言うのですね。知りませんでした。 前書と同様に、写真と図で溢れていて眺めているだけで楽しい本です。
小宮さん も編集者として分担執筆しておられます。

本書の紹介文を引用しますと、
「日本酒の性格を4つのタイプに分け、酒造りの細かい行程(米の磨き方、酵母の種類、醸し方など)が味にどんな影響を与えるかを理解した上で、それぞれどんな料理と一緒に楽しむとよりおいしくなるのかを、ロジカルに説明します。
ですから、よくある「◯◯には□□を合わせましょう」といったような一つだけの組み合わせを提案するのではありません。この本でペアリングのポイントを知れば、あとは自分で自在に組み合わせを考えていけるのです ! 」

【本書の内容】
Prologue ペアリングって何?
Lesson 1  日本酒の4タイプの特徴を知ろう

Lesson 2  ペアリングのためのテイスティング法

Lesson 3  4タイプの指標となる製法を知ろう

Lesson 4  温度帯を見極める

Lesson 5  にごり酒とテクスチャーを合わせる
この中の「にごり酒の製造方法と歴史」の項では、会員会社の 『月の桂』 こと「増田徳兵衛商店」増田社長 にインタビューしています。

【本書に登場するSRN会員蔵のお酒】
● 一ノ蔵 (宮城県) 『 一ノ蔵発泡清酒 すず音 』
● 六歌仙 (山形県)   『 ひととき純米酒 』
● 鈴木酒造店 (秋田県) 『 秀よし 練り上げにごり酒 』
● 増田徳兵衛商店 (京都府)  『 本醸造 月の桂にごり酒 』
● 嘉美心酒造 (岡山県) 『 しゅわしゅわ 』
● 酒井酒造 (山口県)  『 発泡純米酒 ねね 』 、 『 五橋 純米生原酒 精米96%黒糀 』

著者 葉石かおり(監修)
サイズ A5判
ページ数 112ページ
¥ 1,620 (本体 1,500+税

会社名 株式会社 シンコーミュージック・エンタテイメント
所在地 〒101-8475
東京都千代田区神田小川町2-1
TEL 03-3292-2862(代表)
FAX 03-3292-3666
URL http://www.shinko-music.co.jp

『江戸切子の店 華硝』 さんの全貌がTV放映されました !!

去る18日(日)夜、BSジャパン の番組 「未来EYES」「江戸切子の店 華硝」 さんが取り上げられ30分間フルに放映されましたから、江戸切子、経営者のご家族、そして工房のスタッフなど全貌が紹介されました。 
それにしましても同社にとっては、またとないイメージアップPRとなり、また今後の飛躍への足掛かりともなることでしょう。


 
江戸で始まった伝統硝子工芸、江戸切子。 平成14年、国の伝統工芸品に指定されました。
「華硝」さんが注目されましたのは、なんといっても 「2008年 洞爺湖サミット」 において、国賓への贈答品として同社が世界に誇る 「米つなぎ紋様」 のワイングラスが採用されたことです。


  
番組は、「2代目」こと熊倉龍一会長に終始焦点を当てており、この方が随所に登場して発言しておられました。 同社の創業は1946年。

そして会社の紹介も・・・・。 工房は、亀戸天神近くのこの本店 (江東区亀戸) にあります。

さらにご家族の皆さんが次々に登場され発言しておられましたが、なんと会長ご夫妻の結婚写真まで紹介されていましたよ! 


 会長夫人で社長・熊倉節子さん

1年前に開設した日本橋店を取り仕切っておられるのは、長女の千砂都さん


 
亀戸の工房で若手のリーダーとして制作、そして二代目の指導を受けながらデザイン開発に励んでおられるのが、「三代目」 こと長男の隆行さん。 

「華硝」のオリジナルデザイン ・・・ 『玉市松』、 『糸菊つなぎ』、 『米つなぎ』

 

さらに小さなご家族、「四代目」になるものと期待されているお孫さんまで登場されました・・・・ 5歳の朋樹 (ともき) クン 千砂都さん の長男)です! 嬉しいことにこの坊や、早くも江戸切子に興味を寄せていて、お祖父ちゃんと工房に入るなり 「すみません。米つなぎやるんですけど」・・・・・そして工房でお祖父ちゃんの膝に乗ってカッティング作業の指導を受けていました。 なんと可愛らしくて頼もしい坊やでしょう !!

この伝統工芸の世界に身を投じている若者は少なくありません。 彼らの思いを受け止めながら未来へ向けて切子ビジネスを発展させ会社経営を磐石にすることがこれからの課題でしょう。それだけに「華硝」 さんの今後の頑張りに期待したいと思います。
 

お知らせ ・・・ SRNの事務局が 「 一ノ蔵 」 へ移転しました!



突然のお知らせですが、5月から SRNの事務局が ?一ノ蔵 へ移転 致しました。
 移転先、住所等は下記のようになります。

(住所)  〒987-1393
       宮城県大崎市松山千石字大欅14
       ?一ノ蔵 管理課内
(?)   0229-55-2115
(Fax)  0229-55-4513
(メールアドレス)  srn.jimukyoku@gmail.com 

このブログサイトは、変わらず継続いたしますのでこれまで同様ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

また、首都圏の方々、従来の電話も当分の間使用可能ですのでご連絡下さい。

SRNの運営を担う新役員が登場しました!!

 此の程開催されましたSRNの年次会員総会において役員の改選が行われ、下記の少数精鋭の方々が今後2年間、SRNの運営を当たることになりましたのでご紹介いたします。 

代表幹事               副代表幹事
          
?一ノ蔵 (宮城県)           武重本家酒造? (長野県)
社長 鈴木 整            社長 武重有正

  
常任幹事               常任幹事
                
酒井酒造? (山口県)         千代寿虎屋? (山形県)
社長 酒井秀希             社長 大沼寿洋

監事                  監事
          
一宮酒造?(島根県)          花の舞酒造?(静岡県)
代表取締役 浅野浩司          専務取締役 高田謙之丞


 いずれ新役員の方々には順次抱負を語っていただく予定ですが、どうか今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

SRN会報 第53号 (新年号)を発刊 しました!

● トップ記事のテーマは、「わが蔵の“お宝”」
新年を迎えて10人の会員会社経営者が挙げる蔵にとって大事な「宝物」です。

◆ ?一ノ蔵 (宮城県) 社長 鈴木 整 氏

◆ 千代寿虎屋? (山形県) 社長 大沼寿洋 氏

◆ ?六歌仙 (山形県) 社長 松岡茂和 氏

◆ 花の舞酒造? (静岡県) 副社長 高田謙之丞 氏

◆ 橘倉酒造? (長野県) 社長 井出民生 氏

◆ 武重本家酒造? (長野県) 社長 武重有正 氏


◆ 富久錦? (兵庫県) 社長 稲岡敬之 氏

◆ 神戸酒心館? (兵庫県) 社長 安福武之助 氏

◆ 賀茂泉酒造 (広島県) 副社長 前垣壽宏 氏

◆ 酒井酒造? (山口県) 社長 酒井秀希 氏

● 第6回 SRN・酒蔵経営者塾
11月26日、専門家お二人に講演をお願いしました。
《セッション?》  「海外清酒事情 − 主として米国市場について」
             日本酒造組合中央会 海外業務グループ
               グループリーダー 梶原健一 氏

《セッション ?》  「日本酒の流通はどう変化していくか」
             『月刊 ビミー』 編集長・ 名酒センター代表
               武者 英三 氏

●  「酒造りの匠は今・・・・」
杜氏さん(季節雇用)お二人へのインタビューです。
『桜顔酒造』 (岩手県盛岡市) 猪川栄四郎 氏

『今西清兵衛商店』 (奈良県奈良市) 古川武志 氏

● 「メッセージ from アクティブ・レディース」
各分野で活躍をしておられるお元気なレディーお二人に ? 日本酒メーカーへの注文 ? SRNへの期待 ? 私の仕事 を語っていただきました。 

<パルファン サトリ> 代表 大沢さとり さん

<一般社団法人『夢を育てる大学校』 >  企画部長 宮田茉貴子 さん

● 「イベント/パーティー協賛」
SRN会員蔵の銘酒を紹介する「イベント/パーティー協賛」4件です。

【パルファンサトリ 】 ランチパーティー
フレグランススクール(香水)のパーティー。 新宿御苑のチャペルで行われました。 一ノ蔵 『幸せの黄色いすず音 』で乾杯。

【 サロン・ラ・ムー 】 パーティー
オーロラ写真家・中垣哲也 氏によるオーロラ映像のプレゼンテーション
幻想的なオーロラの映像に酔いしれました。

【東京中小企業家同友会 渋谷支部 】パワーランチ
経営者による勉強会を兼ねた昼食会


【東京中小企業家同友会 女性部 】 「望年会」

港区お台場のレストランで東京湾岸の絶景を鑑賞しながら忘年パーティーが行われました。

● 「酒蔵経営者塾」 を開催しました!

11月26日、『 日本酒の国際化 』 と 『 日本酒の流通の変化 』 について学ぶ
「 第6回SRN ・酒蔵経営者塾 」
を開催しました。以下、その概要です。

《セッション?》  「海外清酒事情−主として米国市場について」
             (講師) 日本酒造組合中央会 海外グループ
                  グループリーダー 梶原 健一 氏

 梶原さんは、大手酒造メーカー 『月桂冠』の米国駐在員を経験され、米国を中心に世界の日本酒需要に精通しておられる方です。 

▼ 講演の主な内容
<清酒輸出推移>
  *輸出量は、過去10年間で5倍強。 主要輸出先は、米国と韓国。

<米国市場の特徴>

<米国での日本食系レストラン>
   *日本食系レストラン数は、約1万5,000店(カリフォルニア州に約3分の1)

  *米国以外の国・地域で日本食系レストランが多いのは、ロシア(約1万5,000
   店)、アジア(約1万5,000店)。 EUは、約4,000店。

<米国への輸出における留意点>
<在米清酒メーカー>

   * アメリカで現地生産を行っている酒造メーカーは、カリフォルニア州を    
     中心に5社。
   ? 大関 (1979年 )
   ? 宝酒造 (1982年 )
   ? 月桂冠 (1989年 ) など

<米国月桂冠 の取り組み>
* 設立: 1989年7月
* 従業員: 40名(日本人・5名)
* 年間販売量: 6,480KL



<日本食の浸透>

* 1980年代: 高級日本料理店の進出
* 1990年代: 寿司ブームからトレンドへ
  アメリカ人の若者の間で、マンがやゲームで日本への親近感が増し、寿司は、
   cool (格好いい) 食べ物として定着する。
* 現在: 各国の料理に日本食を取り入れた、フージョンと呼ばれる
   高級店や鉄板焼きに寿司が加わるなど多様化している。

《セッション?》  「日本酒の流通はどう変化していくか」
           (講師) 名酒センター ?
                代表 武者 英三 氏

 武者さんは、<酒>マガジン『 月刊ビミー BIMY 』の編集者であると同時に、浜松町で人気の日本酒立ち飲み店 『名酒センター』 の経営者、日本酒の世界に精通しておられる方です。

▼ 講演の主な内容

< 伸びている酒販店の特徴>
* 蔵元との直接取引
* 小規模酒屋など
* 料飲店市場重視

<消費者の嗜好の変化> 
* 淡麗辛口 ⇒ 濃厚な味 (例)無濾過生原酒
* 熟成古酒: 外国人に人気

<需要の中心>
* 720ml : 1,500円

<日本酒流通の変化>
*直送・中抜き
*メーカー ⇒ 消費者 の時代

SRN会報 第52号 を発刊 しました。

● トップ記事は、「第17回 定時会員総会」

SRNも発足以来早くも17年が経過しました。
10月2日に行われた会員総会において、櫻井武寛代表幹事 (?一ノ蔵会長) は、大要次のような挨拶をされました。

故・鈴木和朗さん(一ノ蔵)と徳山さん(勇心酒造社長)の出会いから始まり、稲岡さん(富久錦相談役)、故・藤井さん(嘉美心酒造) の協力が加わってSRNの前身コンポバムバムがスタートした。

◎ その精神を受け継いで発足したSRNもすでに17年を経過した。その間、勇心酒造 は素晴らしい技術開発力によりお酒以外の分野を開拓され成功を収めている。

◎ こうした歴史的経緯を含め、SRNの今後の進むべき方向について常任幹事会で議論をした。差し当たり2年後に大きな変化に直面するが、全会員が未来志向をもってその後の方向性を考えていきたい。

● 総会当日の講演会
食のブランド化とマーケット創造」
(講師)  ?草場企画 代表取締役 草場佳朗 氏

ブランディング(ブランド構築)の重要性について、フランスワインの戦略から考察していただきました。

● 「FMサルース」への蔵元出演続く
東急電鉄経営のFM放送 「FMサル―ス」 へのSRN会員会社経営者の出演もまだ月1回、あるいは2カ月に1回のペースで継続しています。

(7月) 嘉美心酒造 ? (岡山県) 社長 藤井進彦さん

(10月)  勇心酒造 ? (香川県) 研究開発部長  徳山敬明さん

● 「メッセージ from アクティブ・レディース」 (連載)
お元気な レディーお二方に ?日本酒メーカーへの注文  ?SRNへの期待
?私の仕事
について語っていただきました。 

「飯田橋 千福」 女将  木村千恵 さん

?CREATIVE LIGHT  代表取締役  佐藤美央 さん

● 会員ニュース

今号においても新製品、鑑評会での受賞など多様なニュースが寄せられましたが、中でも橘倉酒造 (長野県)  からの 「新人紹介」 が注目されました。

*製造部 田中洸気 (たなかこうき) さん (20歳)
*東京農大短期大学部醸造学科卒
*趣味: 植物の栽培

<会報の詳細につきましては、ホームページからご覧ください。

事務局が移転しました!

★ 神田地区の再開発に伴い、事務局は今週から近くの神田駿河台に移転いたしました。(?・FAX番号の変更はありません)。 JR御茶ノ水駅、地下鉄・神保町駅から徒歩数分 と従来に比べ少し便利になりましたので、神田地区にお越しの節は一度お立ち寄りください。

  〒101-0052
  千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル 4F

★ 場所は、JR御茶ノ水駅から明治大学の向かいの通りを下り、靖国通りの 「駿河台下交差点 手前です (=写真右から二棟目の茶色いビル。左手奥の高層ビルは明治大学))。

SRN会報 第51号 を発刊 しました。

● トップ記事は、「第5回SRN酒蔵経営者塾」

この蔵元経営者の勉強会も早5回目となります。 テーマと講師は、以下のとおりです。

(セッション  1)  「 花街文化の再考 」― 大人の酒席のありよう

       (講師) 民俗学者  神崎 宣武氏 

神崎先生(=写真)は、旅の文化研究所所長。著名な民俗学者であり、また郷里の吉備高原では宮司も務めておられ、伝統食文化にも造詣が深い方です。 「花街(かがい)文化」について先生ならではの興味深いおお話をじっくりと拝聴することができました。

(セッション  ?)  「日本酒輸出協議会の戦略」 

       (講師)日本酒造組合中央会副会長(?一ノ蔵会長)
             櫻井 武寛氏  

?一ノ蔵会長・櫻井武寛氏 (=写真) は、日本酒造組合中央会副会長ですが、日本酒輸出協議会の会長も務めておられます。 この組織は、日本酒造組合中央会、全国卸売酒販組合中央会、東京都卸売酒販組合が会員となり、アドバイザーとして日本貿易振興会(ジェトロ)がアドバイザーとして参加している本格的な日本酒の輸出促進組織です。  同協議会が今年まとめた「日本酒の輸出基本戦略」について会長の櫻井氏から詳細な説明が行われました。

●「発泡酒の香味表現検討会」の集計結果まとまる

四月に実施した「発泡酒の香味表現に関する検討会」の集約作業は、?一ノ蔵・商品開発室に委託していたが、このほどまとまりましたので、坪田康信室長 (=写真) に報告して頂きました。

● 「メッセージ from アクティブ・レディース」 (連載)

本号においても各分野で活躍をしておられるお元気な レディー3人の方々に ?日本酒メーカーへの注文  ?SRNへの期待 ?私の仕事  を語っていただきました。 

「プルデンシャル生命保険?」 ライフプランナー 江連(えづれ)奈央 さん

?トランスクリタ  社長 栗田岬知 さん

FМサルース(横浜) ラジオパーソナリティー  藤田みさ さん

● 「FMサルース」への蔵元出演続く

東急電鉄経営のFM放送 「FMサル―ス」 のエリアは、一応横浜市港北区がを中心ということになっていますが、スマホ、パソコンを介して全国的に映像あるいは音声を視聴することができます。

SRN会員会社経営者の出演も月1回、あるいは2カ月に1回の割合で継続しています。



☆ 4月:  ? 神戸酒心館 (兵庫県) 社長 安福武之助 さん

☆ 5月: 丹山酒造 ?(京都府)社長 長谷川 渚 さん

● 勇心酒造?の新社屋が完成 ― 研究・開発部門 一段と強化へ

さる6月、勇心酒造?の新本社ビル ( 3階建、各階約386坪、延べ床面積約1,007坪 ) が同一敷地内に完成しました。建物は、レンガ&石造り調に仕上げ、歴史ある醸造試験所をイメージした外観になっています。 
ライスパワー・プロジェクトの生みの親である同社は、長い苦難の時期を経て画期的なライスパワーエキス開発の成功により日本酒メーカーから脱し、今やユニークな健康関連素材メーカーとして注目される存在となっています。 でも日本酒への取り組みも忘れてはいません。
同社の後継者、徳山孝仁常務 (=写真下) に新社屋建設のねらいと同社の今後の研究開発の方向あるいは醸造発酵技術の可能性などについて語って頂きました。

  
  

ライスパワーの研究開発は、その後進化を続けておりまして、最近では二日酔い予防、肝機能障害予防の効果を持つ ?105 が実用化されました。
また、これまでのライスパワーエキスにも新しい効果が発見されています。
たとえば、温浴効果を持つ ?1-D については、入浴するだけで垢が落ちる皮膚の清浄化効果が見つかったほか、髪の健全化効果を持つ ?1-E には、髪のダメージを修復する効果が確認されました。

また、あらためて思うのは醸造発酵という技術の可能性です。複雑な微生物の営みをひとつの世界として扱う醸造醗酵の技術は、科学では説明のつかない、科学とは異なる技術体系です。
したがって私は、この技術は科学では生み出すことのできないものを生み出すことのできる技術だと捉えています。
私たちは長い年月をかけておいしいお酒を造ることを目指して醸造醗酵技術を磨き上げてきましたが、技術である以上醸造発酵の原点、ひいては酒蔵の原点に立ち返れば、これまでにない様々なものをもっともっと生み出すことができる可能性を秘めているのではないでしょうか。

当社としましては、今後は、事業の主軸となっている化粧品を伸ばしていくこと、ライスパワーエキスの特長を生かせる新たな市場を模索していくこと、そして創業事業である日本酒の販路拡大を目標としております。
特に日本酒への取り組みの重点事項として、家業であり勇心の醗酵技術の基本となる日本酒の製造技術をさらに高め、香川の原料にこだわった質の良い日本酒造りを目指しています。
そうすることで、地域の活性化をはかりつつ、日本酒だけでなく、ライスパワー商品との相乗効果をはかり、ライスパワーの社会的認知を高めていきます。そして、ライスパワーのファンを増やしていきたいと考えています。
《平成27年6月期の現状》
*従業員: 80名 (うち研究職20 名)
*売上高: 約30億円

● 「SRN ・酒蔵経営者塾」 を開催しました

6月19日、日本酒造組合中央会会議室において「第5回 SRN・酒蔵経営者塾」を開催しました。 
この催しは、会員酒蔵の経営者を対象とする勉強会です。

この日のプログラムは、次のような内容でしたが、以下、主として神崎先生のお話をご紹介しましょう。

▼ ? 『 花街文化の再考−大人の酒席のありよう 』 .
( 講師 ) 民俗学者 神崎宣武 氏 

? 『 日本酒輸出協議会の戦略等について』
 ( 講師 ) 日本酒造組合中央会副会長  櫻井武寛 氏
            ( ?一ノ蔵会長、SRN代表幹事 )


 神崎先生は、旅の文化研究所所長。著名な民俗学者であり、また郷里の吉備高原では神主さんも務めておられます。 伝統食文化にも造詣の深いこの方からのお話の一部をご紹介しましょう。

● 急増している外国人観光客、特に西欧系の人々の間で高く評価されている日本人の特性の一つが、「ホスピタリティ」、「おもてなし」だ。

 日本人の深いお辞儀は「卑屈」と誤解されることもあるが、その意味が分かると彼らは「もてなし」と感じる。

 ただ、究極の「おもてなし」とは、「花街」 (かがい) でのもてなしをいう。

 では「花街」とは何か。
  ? 芸妓のいる「置き屋」
  ? 料理茶屋
      *上方: お茶屋
      *江戸: 料亭
  ? 出会い茶屋(待合)

 日本の伝統的なもてなしの場は・・・・
  (大阪) お茶屋
  (東京) 料亭

 ここから神崎先生は、お茶屋のお座敷における礼儀作法「礼講」について詳しく説明をされました。
こうした「礼講」が行われるようになったのは、江戸時代でも庶民の懐が豊かになった元禄時代からだそうです。

▼ また先生は、伊勢、倉敷などにおいて「和塾」を主宰され、「正座〜お酒の飲み方など」の礼講を教えておられとのことです。
近年、こうした礼講が新しい宴会の形として復活しつつあるように思う、と述べておられました。